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2008年09月27日

縮小再生産の日本

今、日本経済は、縮小再生産の思考を持って、不景気を招いている。

この思考の根源は、何か?

それは、IT革命である。

縮小再生産とは、規模を縮小、縮小してその中でやりくりをしていくという思考である。

大阪を例にあげよう。

大阪がかつての日本第2の都市から単なる地方都市に成り下がってしまったのは、
この大阪人の縮小再生的思考回路に起因する。

何でも値切らないと損。

知り合いなら負けてくれて当たり前。

当然、安く売るために、仕入れをたたく、たたかれた仕入先は、また下をたたく。
安く作るために賃金の安い途上国に秘術と仕事を出す。
結果、町工場、零細企業の仕事がどんどんなくなる。
大阪を崩壊させた根本は、大阪人の縮小再生産のセコイ気質にある。

では、なぜIT革命が縮小再生産なのか?

例えば、私は、自分のもっている賃貸物件がある。
以前は、不動産屋にテナント募集を依頼する。
詳細を決めるために会う、会えば、お茶のひつでも飲むし、時間も場所も使う。
仲介でテナントが決まれば、手数料を支払う。

今は、どうだろう?

ネットで独自に募集をかける。
直接テナント希望者とやり取りができる。
メールで出来るから会うこともないから、時間も場所もお茶も要らない。
おまけに手数料(ネット環境の経費は別として)も要らないときてる。

テナントの募集業務ひとつを取ってみても、場所、時間、お茶、
手数料の経費が見事に縮小しているのだ。

私やこれを活用している人たちにとっては、目先的に大変ありがたいことであるが、
経済全般を見るとどうだろう?

電話はかけない=通信費がいらない(通信業界のグロスは縮小する)
会わない=場所がいらない。(土地値が下がる)
お茶も飲まない=喫茶店、コーヒー売れない。
手数料が要らない=不動産業界が縮小する。=不動産業界の羽振が悪いと
私どものような飲食店は、打撃を受ける。
グローバルに考えると、私は、実は、仲介手数料がかからないことを喜んでいる場合ではなのだ。

ざっとこれだけの経済全般の縮小があるのだ。

こんなことが、IT革命により様々な業界のいたるところで起こっているから、
縮小再生産経済が加速をなして進んでいる。
その中でIT業界だけがバブルを迎えたが、いずれ、自分達の首も絞めていく事は、間違いない。
経済全般が縮小するのだから、当たり前である。

IT革命は、日本の縮小再生産社会を作り上げ、日本を不景気のどん底に陥れた。

IT革命は、もう進んでいるからとめられない。
では、この縮小再生産を、どう拡大再生産社会に変えるのか?

それは、国民が思考を変えるしかない。
政府がいくらがんばっても国民の気質を変えない限り景気の回復はない。

商品は、消して値切らず、適正な価格で買いましょう。

そうですか、友達の紹介ならなおさら、定価で買いましょう。

という、セコクない太っ腹精神が今、求められている。

国民全員一般消費全般を安く、安く、ではなく、高く、高く買うようにするのです。

とても難しいことだから、たぶん、この先も日本は、好景気にはならないでしょう。

誰かがソフトバンクの孫氏を昭和のサムライと称したが、
僕は、平成の閻魔であると思っている。

ネットは、大変便利だが、なければないで、生きれるよな。

便利なものは、実はなくても困らない。

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Posted by ゼモグループ at 22:07│Comments(2)その他
この記事へのコメント

>国民全員一般消費全般を安く、安く、ではなく、高く、高く買うようにするのです。
まったくもって、その通り。
IT革命も、経費削減のための革命なら、デフレ要因に他なりません。
ITが消費促進の一面も持っているなら救いようもありますが、例えばネットオークションは商品とお金の循環を悪くしていると思います。
中古品が個人売買されて、新品が売れるわけでもなく、税収にもならない消費活動が行われているからです。

資源高がデフレからの脱却のキッカケになりそうだったのに、この不況で元の木阿弥になりそうです。

景気の良さとは、消費活動が盛んなことが重要なファクターです。
お金の循環を良くするには何が必要なのかを政府にはよくよく考えて欲しい。

その点から考えて、定率減税ではなく、定額給付金を選んだ政府は正しいと思います。
不況という緊急手術で出血して血液が足らなくなった日本という体に、輸血をすることに他ならないからです。

また、減税ではなく増税して、巡りの悪いお金を強制的に抽出し、公共投資として抽入すべきです。
その点から考えて、消費税増税を打ち明けた政府は正しいと思います。
これを国民が正しく評価出来るか否かが、デフレ脱却の鍵です。
もし評価を誤り、今の与党が次の選挙で負ければ、目先のことで国民受けする政策を決める党が与党となり、長期的には恐ろしいほどのデフレが待っていることでしょう。
しばらくは立ち直れないほどの。
Posted by 味平 at 2008年11月02日 11:25
十分すぎるくらい少年野球の思い出ができましたが、まだやってくれそうな気がします。
Posted by 時計スーパーコピー at 2013年07月15日 16:33
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