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2008年03月18日

貪欲

私は、中学3年生からある塾に通いだした。
この塾は、伸学社(入江塾)といって、当時灘校への合格者が、
全国でトップクラスの進学塾であった。

ここに通っていたから僕が優秀だったわけではない。

この塾の塾長の入江先生は、あほをかしこく育て上げるのが、
真の教育者の仕事だと言う強い信念で、入塾試験を行わず、
やる気さえあれば、誰でも入塾することが出来たのだ。

中2まで、成績は、オール2(5段階評価)の僕が、入れる進学塾は、ここしかなかったのだ。

入るなり、中3なのに中1のクラスに入れられた。

屈辱が僕を本気にした。おかげで、中3の後半には、全教科4か5になっていた。

この先生が、常々言っておられた言葉に「謙虚、貪欲であれ」と言う言葉がある。

今日は、「貪欲」について考えてみる。

貪欲を辞書で調べてみると、

非常に欲が深いこと。むさぼって飽くことを知らないこと。また、そのさま。とある。

中学生のころは、先生がいつも言うこの「貪欲」の意味が、あまり理解できなかった。

しかし、最近になり自分が若いスタッフを指導していく立場になったとき、
この言葉の言わんとすることが、良くわかる。

最近の若いスタッフを見ていると知識や技術の修得に対する貪欲さにかけるのだ。

当社は、15年ほど前からある調理専門学校から
の紹介で
住み込みのアルバイト学生を雇っている。

15年前の当初の頃の学生は、出勤するなり
「もうすぐふぐの試験があるんです。今日は、ふぐの皮ありますか?」と聞いてくる。

ふぐのさばきで一番難しいのが、このふぐの皮のとげをきれいにそぎ取る鮫皮引きという仕事だ。
素人にやらせると時間がかかるだけでなく、
余分な皮もそいでしまうので、食材ロスが出る。

若いスタッフの技術を育てるためだからロスは目を瞑るが、
時間給までは、払えないと言う私の方針があり、
自分お仕事が終わり、タイムカードの退社を打刻した後であれば、
やってよいことにしていたので、彼らは、遅くまで残って、一生懸命やっていた。

ところが、最近の学生は、そんな事を言ってこないだけでなく、興味を示さない。

君たちは、高いお金を払い、教材も自分達(親)が出したお金で食材を買い、
技術修得の勉強しているのではないのか!

店には、教材がたくさんあり、買わなくても技術修得ができるんだぞ!

心で叫ぶが、自分から気づかないやつ、
貪欲な精神が無いやつにいくら言っても駄目なことは、
わかっていつからあまり言わない。

僕は、大学を出てこの道に入ったが、誰かに仕事を教わったことは無い。
全て、雇った職人から盗む、自分で調べる。研究する。やっていく。
と言うことを貪欲に繰り返し、一人前になった。

親父の愚痴になってしまうが、知り合いのすし屋の大将も言っていたが、平成生まれから、
人間の質がだいぶと変わって来ているように思えてならない。

明治生まれの人が、昭和生まれの人にも思ったんだろうけどね!

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Posted by ゼモグループ at 02:44│Comments(0)教育
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