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2016年02月24日

冷めたコーヒー

僕は、冷めたコーヒーが好きである。

少しぬるいではなく完全に冷めたコーヒーだ。

うちのメイドは、コーヒーをしばらく放置しておくと、片付けてしまうが、
僕は、それを制して置いとかせる。

「コーヒーは、熱々でなないと」、と父もぬるいコーヒーを出された喫茶店で、よくぼやいていた。

確かに入れるときは、熱いお湯でないと粉っぽい感じが出るのでいただけないが、
実は、コーヒーは冷めた方がうまいし、冷めてもうまいコーヒーが豆である。

料理人だった僕は、毎日厨房に立つ。

仕込みが終わるとホッと一息してコーヒーをいれる。

熱々の一口目は、寒い底冷えのする厨房では、格別だ。

大抵,熱々で飲み干す前にお客が来だして忙しくなるので、
そのコーヒーは、放置される。

大体、コーヒーを入れて油断すると客がくるというジンクスもある。

忙しいときは、厨房は戦争と化す。

忙しさが一段落すると、放置されたコーヒーに目がいく。

最初は、もったいなからと吞んでいたが、やがてそれが習慣となり、冷めたコーヒーのうまさに気づく。

そして、もう一つ、冷めたコーヒーは、店が繁盛した証しでもあるので、
そのうまさは、頑張ったご褒美的な味もする

何でもそうだが、熱い、冷たいは、人間の味覚を麻痺させるので熱い、
冷たいという温度の味わいはあるが、本来その素材の味は、かき消される。

素材の味を知るには、本当は、常温が一番いいのだという事も冷めたコーヒーが教えてくれる。

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Posted by ゼモグループ at 16:42│Comments(0)教訓
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