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2010年09月30日

ミラノも、もう秋

ミラノは、先日の雨からやや肌寒く、半そでは、ちょっと寒い感じだ。

今日の1発目は、スイートポテト、これは、日本のものなのかどうかは、
置いといて、個人的に好きなのでやってみた。



出来上がりの写真を忘れたが、こちらのオーナー夫人が痛く気に入ったようで、
おかわりをして夢中で食べていた。



今日のメインは、立本さんのご用命で、砧巻き色々。



砧巻きは、大根や胡瓜の桂剥きしたものに、いろんなものを巻き込んで、
切り口を美しく見せる懐石に欠かせない前菜料理。

仕上がりが、砧とは、木槌のことを仕上がりが木槌に似てる事から命名された。

今日は、エビ、鰻、サーモンの3種を作った。

写真は、砧巻きを前に、呆然とするイタリア~~ノ。



ポテトサラダ用のジャガイモをゆでたついでにホイル焼きをやる。

サーモン、ジャガイモ、アスパラ、マッシュルーム。



バターに合いそうな野菜を手当たりしだいに入れる。

イタリア人は、味より見た目にきれいなのを好むらしいので、
きれいに並べて、オーブンへ。

オーブンの能力もだいぶとわかってきて、まずまずの仕上がりである。



ポテトサラダもこちらの中国人達は知らなかったようだ。

ポテトサラダがメインの和風海鮮サラダの出来上がり。



ドレッシングは特製の和風仕立てだ!サラダ油は、少し使ったのを使う方が、味がでる。



黄身酢は、サッカーの中田 英寿に似てる中国人シェフに湯煎を任せる。

お昼の講義は、これにて終了、夜への腹ごしらえは、中国人達とまかない食。



今日も夜は、「月見」という名の別の店に移動してすき焼きだ。

ここお立地は、オフィス街にあり、お客の感じは、ハイソでおしゃれ。

モデル張りのすてきな女性もいるぞよ。

昼の講義でついでに作った前菜料理に思いつきで色々作って、前菜完成。



もう少しいろんな彩りを入れたいとこだが、店にある器に限界がある。

立本さんが千代紙を持ってきたので、鶴を折って、前菜の皿にそえる。



こちらでは、デートで和食に連れていくというのは、
日本人がフランス料理に連れていくと言った感じで、
ちょっとしたええかっこのようです。

店もデート仕様に、とってもおしゃれに作りあげられているが、
入口に傭兵がたっているのは、なんでやねん! 仲間なってもたがな!



タイのアユタヤで首を切られた仏像の頭もこんなとこに飾られてるし・・・



今日のお客さんは、やや若めで、ほとんど和食の経験がない様子。



豆腐は、食感が苦手だと半分の人は、一口でやめていた。

和食は、どちらかというとやや年輩で、健康志向のある方が、
好んで食べるようになってるというのが、実情のようだな。







  

Posted by ゼモグループ at 19:55Comments(0)

2010年09月29日

食も出会い方次第

駅への道で、華やかな果物屋さんと出会う。



日本では、すっかり見かけなくなった町の商店。

この町では、まだまだ、息づいている。

ふと、ゴットファーザーのビトーコルレオ-ネが、
打たれる前に立ちよる果物屋が頭をよぎる。

この街にコンビニがないのは、深夜営業のセキュリティーの問題が1つ。

イタリア人が、深夜まで働こうという意識がなく
人が休んでる時は休むという国民性なので、
深夜に働くコンビニで独立する人はいないのだ。

その代わりにバールがタバコやロトやいろんなものを販売している。

近い将来この国にコンビニが来るとしたら、その経営は中国人がすることだろう。

間違いない!

さらに歩くと何やら店頭に行列が・・・、ここや! 



それは、ガイドブックで見つけていたマルゲリータしかないという
ピザの専門店「スポンティーニ」

行きたくて探してた店だ。今日は、仕事で行けないが、近いうちに行ってみる。

さて、今日の献立は、夜にまたまた、すき焼きパーティーが2件あるので、
その時に出す前菜用の料理を色々作る。

先ずの登場は、昨日流しておいたカニの煮凝り。



うまく固まってくれたようで大成功。

その他、ちょこちょこ作って今日の前菜完成。



長いものチーズ焼き、手まりサーモン、長いものカリカリ揚げ、胡瓜キャビア、冬瓜田楽。

その他、サーモンマヨネーズ和え、鶏のから揚げ。



から揚げはいらないと言うので、聞くと、イタリア人は、鳥唐をあまり食べないという。

から揚げが、万人に受けないわけはないと思った僕は、無理やり作った。



こちらの鶏からは、鶏肉に塩胡椒の下味で、片栗粉で揚げただけのものでお世辞にも旨くない。

そら、この鶏唐じゃあ、2度と食べないし、受け入れられんやろうと思ったからだ。

僕の唐揚げを若い連中は、口をそろえて、うまいうまいと食っていた。

オーナーも食べて、少し考えていたようだ。

彼らは、あいさに僕が提案する料理を、これはイタリア人食べないという事を
良く言うが、本当にちゃんとしたものを食べさしての結論なのかは、甚だ疑問である。

食というのは、出会いが大切なのである。

間でお造り盛りなどやってみせる。



昼の講義を終え、今度は、夜の前菜作り。やや、気合を入れて、色々作っった。

オーナーは、この造りを前に、こういうのを造らんか~~と幹部を集めて、
激を飛ばしているようだった。



やや、気合を入れて、色々作った前菜盛。



カニの煮凝り、サーモンマリネ、サーモン手まり寿司、カニクリームコロッケ、
南京田舎煮、鯖の西京焼き、エビの黄身揚げ。

イタリア人の受けは上々で、全部きれいにお食べになった。

今日も無事終わり、立本さんと店で乾杯。さっき食べたとこだったが、
また、食事を呼ばれる。

おかげで僕の体は、もう、こんな状態だ!!



ほろ酔い気分の帰り道、ドゥオモを通ったが、夜のドゥオモ界隈は一段と良い。



酔いも手伝ってしばしお上りさんになって、パチパチ。



ミラノドゥオモの美しい夜との出会いにチンチン(乾杯のこと)










  

Posted by ゼモグループ at 09:47Comments(0)海外遠征

2010年09月28日

ゴマをする。

今日も無事1日を終えた。

やはり仕事のある日の方が、リズムがいい。

仕事なしでの生活は、実はとても辛いことだ。

遊んでばかりだとボケるし、食べてばかりだと病気になる。

遊び、仕事、食事、運動というもののバランスがいかに大事かということだ。

大阪では、絶妙のバランスで生活していたように思えるが、ここへ来て、
一気に崩れたが、ここでのバランス構築をはやくしないと、いうてる間に帰国だ。

ここの食材でできそうな比較的簡単なものを選んでしてきたが、
今日から少し手の込んだ日本料理らしいものを入れていく。

ここからは見よう見まねで同じものが上がる事はないだろう。

今日は、まず、流し物(煮凝り)の造り方を教える。



カニ缶があったので、カニの煮凝りを作ってみた。

流し缶がないので、あるもので代用したが、うまくできるかしら?

ゼラチンもあるものを使うので、うまく固まるかやや心配でござる。

これは、そっと冷蔵庫に寝かして、明日のお楽しみ。

南京があるので、南京饅頭を作る。

三つ葉や木の芽と言った和食には欠かせない香りがこちらにはないので、
今日は、チンゲン菜をちりばめて彩りを出す。



手間暇がかかるので、懐石料理としては、いい値が取れる料理だが、
こちらでは、その辺が理解されるかどうか??



和食から少しずれるが、カニグラタン、カニクリーミーコロッケを
作るためのホワイトソースの作り方を教える。

カルボナーラが定番の国だからこういうものは、受けるかも!?

グラタンは蟹の甲羅につめたいとこだが、ここにはグラタン皿さえないので、
鍋焼きうどんの器を代用、あまり見栄えがしないな~~~。こりゃ。



僕の作り方は、どの料理もシンプルでとても簡単にできるように研究され尽くした
ものだが、その辺の価値を果たして理解されるのかも疑問である。



外人に教えてみてわかったことだが、日本人には基本的な和の心があり、
日本料理というのは、それが下地にあって初めて生きて、楽しめるものだと。

和の心から教えるとなると、そりゃ、不可能なことかもしれない。

冷蔵庫にインゲンがあったので、ついでにインゲンの胡麻和え。



こちらでは、ゴマはあれども、すりおろして使うという習慣はなく、当然すり鉢もない。

立本さんが持っていたすり鉢を拝借して中国人にゴマをすらせ、ささやかなリベンジ。

なんのや!! 「自分でボケて突っ込む俺」 一人が長いとやや壊れ気味。

「ゴマをする」(媚びを売る)というのは、
イタリアでは、「レッカ、クーロ」と言い、「レッカ=舐める、クーロ=けつ」といい、
直訳すると「けつをなめる」というのが同じような意味に使われるらしい。

ちなみに、「ゴマをする」の語源は、ゴマをするとあちこちにゴマがひっつくことから、
あちらこちらに媚びへつらうというとこから来たのが有力で、
商人が手をすり合わせて接客する姿がゴマをすってる姿に似ているからという説もあるらしい。

同じゴマをすったインゲン胡麻和えも語源が変わって、
「ケツでする」では、不潔(ケツ)で食欲がでまへんなぁ!

んん??  なんか話がおかしいぞ!  まあええか!

帰り道で、おつかれさんの2回目のジェラ-ト買ってピース。



チャオ、おやすみ。


  

Posted by ゼモグループ at 05:09Comments(0)海外遠征

2010年09月27日

一事が万事

今日も休みでぐっすり寝た。

ここでは、電話はもちろん、携帯電話が鳴る事もほとんどない。

朝は、自然に目が覚めるまで寝ている。

いったい何をきっかけにおきているのすらさえわからない。

自然に起きるのが不自然に思える。

ずっと寝てしまって起きたら200年くらいたっていてもおかしくない。

そんな気分にミラノはさせる。

今日も怠惰に1日を過ごし、夕刻には、たまらなくなって、外に出かける。

棲み家の真ん前にあるリストランテでパスタでも、と思ったが、今日はお休みだった。

表通りに前から少し気になる店がある。



店名からして中国人経営のイタリアンのようだ。



昨今、イタリアンも中国人経営が増え続けているらしい。

彼らの武器は、無尽蔵にある中国の労働力だ。

FLコスト(F食材費、L人件費)が物を言う飲食店では、
安い労働力の確保は、経営力に直結する。

FLコストが下げられれば、当然、売値を安くできる。

同じ味なら安い店が流行るのは、どうやら世界共通のようだ。

イタリアに来てまで中国人のイタリアンに入らなくてもと思うが、
僕が帰宅する夕刻を覗くと、いつも結構なイタリア人客でにぎわっているのだ。

遠くは面倒だったので、今日は、ここに入ってみた。

店員は、案の定、中国人スタッフで、経営者らしき人がうろうろしていて、
家族が奥で、くつろいでいる。

呉さん(こちらの和食店オーナー名)とこと同じムードだ。

メニューを見ると手頃な安い値段である。



トマトのブルスケッタ€2.50と解読できるメニューはパスして、
今日は、スパゲッティーの中で、意味不明の一番高いのをオーダーしてみた。

メニュー名は、Spaghetti di mare clcartoccio で €9.50(1300円程)でそう高くない。

食前酒が飲み干し、ハイネケンをを片手に待つこと5分。

ブルスケッタ登場。



窯焼きも香ばしいパンにたっぷりの新鮮なトマトがたっぷり。

おっ、いけてるやん!と思いながらパクリ、味付けも上々だ。

これは、スパゲッティーも期待できるぞよと10分ほど待つと
うまそうなシーフードのスパゲッティーが来た。

おっ、きたか!!とおもいきや、僕の横を通り過ぎていく。

あれいいな~~~なんて思いながら、さらに待つこと10分。

じゃ~~~ん、なんとパイに包まれた皿が出てきた。



あら~~~、スパゲッティーやないのか!しまったかな~~~とおもいつつ、
パイをザクリ、ザクリとあけると、中から先程僕の横を通り過ぎたスパが登場。



どうやら、仕上がってから、店頭のピザの焼き窯で焼いてきたようだ。

おおおお~~~~うまそうやんけ~~~~。

食前酒も手伝って、食欲がメラメラ。

一口、、、、、うまい!!。

塩加減も絶妙で、イタリアに来て立本マダムの手料理に続く感動である。

やはり中国人は、あなどれないな。

日本では、中国とのトラブルが世間をぎわしているらしいが、選択肢は2つである。

敵対するか、仲間になるか、傘下になるか

敵対したら、まず、負けて、傘下になります。

仲間になる道を模索するしかないと思う。

単なるレストラン業界の話だが、一事が万事ということわざもある。

現実の実力差を知らない日本人は、中国人を自分たちより下の下品な存在のように
思っているが、彼らも我々を同じように思っている事を忘れてはならない。

大切な事は、世界一家、人類は兄弟であるということである。

お互い卑下せず、尊重し、世界平和を模索しなければならないのだ。









  

Posted by ゼモグループ at 04:41Comments(0)

2010年09月26日

退屈な休日

昨日は休みだったので、これでもか!というくらい寝たが、
やはり時間をもてあます。

偶然ガイドブックに載ってる店が僕の棲み家の近くにあったので、
昼過ぎに外へ出て行ってきた。



ピザとワイン、エスプレッソで昼食を済ませる。



帰りにスーパーによって色々買うけど、一人身だと、
ジャムとか一つ買うと結構持つので、色々試せないのが難点だ。

日本でも見かける物は、ネスカフェコーヒーやクノールのスープぐらいで、
ほとんど日本のものはない。

色々試してみたいものの、一人身だと、ジャムとか一つ買うと結構持つので、
そない買えないのが難点だ。

その後は、長い夜をユーチューブの漫才などを見ながらやり過ごした。

明日も休みだが、困ったもんだ。

休みはいらなんな。こりゃ。





  

Posted by ゼモグループ at 17:31Comments(0)海外遠征

2010年09月25日

旅の意義

今日は、昼前に立本さんとバールで落ちあい、今後の展開を相談した。

調理指導の仕事は、コツもつかめて、先も見えてきたので、
他の仕事にも目線を変えていくことにした。

さて、今日も懐石の前菜料理を中心に色々作ってみた。



懐石の前菜は、創造性と工夫が大切で、いろんなものを組み合わせて、
いかにおいしく、きれいに演出し、日本ならば、四季の季節感を出すことが、
重要となる。



こちらにも四季があるので、それなりに旬の野菜や食材があると思われるが、
その辺までの指導はなかなか難しい。



とりあえず今、そろっているもので、色々試している。



オマールエビが冷蔵庫でゴソゴソ動いていたので、生きたまま蒸して、
サラダを作って見せると、ヒントを得たのか、頭と一歩を持って行って、
寿司にアレンジしてきよった。



ちょっと妙だが、なかなかの独創性である。



カレーライスもあまり普及しておらず、カレーも作ってくれと言うので、
作ってみたが、日本のようなおいしいルーがなかったので、インド産の
普通のカレー粉で挑戦。

感を頼りに味を見ながら作り上げると、インド料理屋のカレーのように仕上がった。

なかなかおいしゅうございました。ついでにカレーうどんも、どや!



カレー専門店もこちらでは、ブレイクするだろうな。

カレーは、うまいもん!

しかしあまりそういうチェーン店のようなものが根付きにくい何かがここにはある。

タイには、腐るほどあった、セブンイレブンのようなコンビニもこちらでは、
とんと見かけない。

果物屋や眼鏡屋、みたいな個人店が多く息づいており、イタリア人は、
自分の気に入った個店の専門店で買うのが好きなようだ。

お店の看板も景観をくづさない最小限度のものを各店が守っているので、
町並みが落ち着いていいムードを保てている。

そういう一面があり、とても紳士的だと思う反面、
タバコのポイ捨てが多かったり、電車内などの公の場で、
平気で携帯でしゃべったり、煙やにおいが服につくのを嫌う割に、
飲食店に平気で犬を連れ込んだりと、矛盾が多い感じである。

明日からの土日は、休みとなるので、ホッとする自分を見つける。

今まで日本にいるときは、自分で休みと決めて休んでも、何か仕事が気になったり、
休んでていいのかな~~俺、なんて危機感みたいなものも感じていて、
休んでいてもどこか働いている気分が抜けなかったが、
日本では、僕の仕事が動いてはいるものの、何やら、ここでは、
この社会生活22年間は、感じたこともないような、安堵感がある。

この旅というか仕事は、イタリアを知るという以上に自分を知る事の方が、
多い旅になっているなあ。



帰りに降ったミラノでの秋雨が、そんな僕の心にしとしとと降り注いだのだった。

一句したためる。

「秋雨の ミラノに咲いた 風の華」  

Posted by ゼモグループ at 04:02Comments(0)海外遠征

2010年09月24日

べサーメ、ムーチョ。

今日は、何をすることもなく、パソコンとのにらめっこから始まり、
昼からは、お仕事です。

今日の地下鉄では、なんと、アンプを引きずった中年女性が歌を歌いだしました。

べサーメ♪ べサーメ♪ べサーメ、ムーチョ~~~♪ ♪

僕も知ってる歌なので、鑑聴に耐えたが、1曲だけ歌って、降りて行った。

今日は、日本風のサーモンマリネで始まり、大きな、まん丸の茄子があったので、
茄子の田楽、茄子とマッシュルームのオランダ煮を作ってみる。
しいたけを使いたいところだが、ないので、マッシュルームですマッシュ。



焼き物は、昨日仕込んだ鯖の味噌焼きにサーモンのタルタル焼き、
やや和洋折衷だが、この方が受けはいいみたい。



長いもを僕用にためにたくさん入れてくれていたので、
和そばにかけて、山かけそばとちょいとひねって、
和そばのとろろグラタンを作ってみる。



一通りの料理ができてきたので、今日は懐石の前菜盛をやってみたら、
これが意外に受けて、これをしてほしかったんだよとオーナーは、えらい喜んでいた。



日本から交渉していた内容と実際にやってみる内容とは、ややギャップがあったが、
今日はその辺もオーナーとじっくり話し合って、お互いに妥協点を見つけることもできた。



棲み家に帰り、シャワーを浴びて、ワインを片手にゆっくりしているとオーナーから電話。

今日は、こちらに在住の設計士の先生を呼んでいて、僕に引き合わせる予定だったが、
言うのを忘れていたから、帰りは送るから、来てくれないかという。

すっかり、リラックスモードに入って入た俺だが、気を取り直して、再び店へ。

出会った彼は、オーナーの店の数点をデザインし、他にも15件ほどの
和食レストランを設計してきたらしい。

40年前に単身で片道切符を手に、一度も来た事のないイタリアに船便で
1カ月半かけて渡り、自力で今日まで生き延びてきたというつわものだ。

25歳で来たときは、和食店は、わずか2店舗ぐらいしかなかったが、この40年で、
ミラノだけで200店舗なっているらしい。

丁度、今は、ちょっとした和食ブームであり、過当競争に貼りかけてる時期だという。

僕が、たこ焼き、お好み焼きがいいのでは?と持ちかけると、僕もどう思っているんです。

まだ、ミラノに、たこ焼きは、出ていないという。

上海万博でも人気を呈しているたこ焼き。

僕が個人的に大好きなので、是非この地に根付かせてみたい欲求にかられる。

その後、いろんな話に花が咲き、あっという間に時間は過ぎた。

帰るまでにもう一度会いましょう。今度はワイフを連れてきますと、
一見、イタリア人に見えるダンディな日本人は、僕を送ってくれて、
夜のミラノに消えていった。  

Posted by ゼモグループ at 03:07Comments(0)海外遠征

2010年09月23日

すき焼き、すき?すき?

今日は、王宮まで電車で行き、その足で店に向かった。



ここの王宮は、タイのを見た後では、やや華やかさに欠けるが、
どっしりとした重厚感がある。



王宮の前ではツタンカーメンと出くわしたが、中に人が入ってる
ツッタタママカーメンであった。



王宮の中をくぐり公園を抜けて、店へ向かうが、約2時間ほどかかって歩いた。



10Kほどの距離になるのだろうか?



途中、何度もジェラテリアの誘惑に負けそうになったが、
最近かなりオーバーカロリーなので、ひたすら辛抱して、歩き続けた。



ここでも小さな欲求との戦いがある。



考えてみれば、豊かなる人間生活と言うのは、
ひたすらな欲求との戦いの中にあるのではないだろうか?

今日も数点の料理を思いつくままに作ったが、
講習を受ける方も少しお疲れモードのような気もする。

長いもが入っていたので、とろろ汁や鮪の山かけを作ってみたが、
イタリア人に生のとろろは、難しいようだ。



ではでは、取っておきのとろろグラタンを作ってみたが、
今日は試食用のイタリア人が来ていなかったので、残念だ。



かきは、フランスから生のいいのが入るようで、イタリア人も好んで生で食べるらしい。



酒蒸しにして、田楽味噌で作ってみたが、ちょっとこちらでは、難しそうである。

夜は、別の店ですき焼きの試食会、10人のイタリアーノを相手にしたが、
皆さん、ボーノ、ボーノとたくさん食べていた。



イタリア人は、食事の臭いが服につくのを著しく嫌うそうなので、
味の面以外にその辺がクリアーできれば、すき焼きは流行るかもしれない。



  

Posted by ゼモグループ at 07:24Comments(0)海外遠征

2010年09月22日

食文化の奥

ようやく仕事のパターンも掴めてきて、短時間で講義を仕上げる事が
出来るようになったので、店に入る時間も昼からで良いようになった。

今日は少し早く家を出て、ブエノスアイレス通りを抜けて、
ドゥオモまで歩いて行った。



僕の棲み家から地下鉄の駅にして、4つ目である。



途中に見つけた歴史的な建物やショップをパチパチ撮りながら、
やっとドゥオモにたどりついた。



結構歩いたが、運動不足の俺には丁度いい。



ドゥオモの手前あたりからは、歩行者天国になっていて、
観光客もちらほらいるが、日本人はあまり見かけない。

さすがにドゥオモは、でかく迫力のある建物で、鑑賞に耐える。



ドゥオモの横にある立派な門構えは、商店街の入り口である。

雰囲気のあるリストランテやバール、プラダ、ビトンも軒を連ねている。



マクドナルドもミラノでは、こんな様子である。



一通りの観光をして、ドゥオモからは、地下鉄に乗り、店へと向かう。

今日は、真鯛が仕入れてあったので、活け造りと煮付けを作った。



見かけは良かったが、割ってみると鮮度は、C級で日本では、
造りにはできないし、身も締まっておらずゆるい。

日本のような、泳ぎの活魚は、こちらにはないようである。

カツオも入荷していたが、こちらも生で食べれるレベルではなく、
いいとこ煮付けか、シーチキン用であったが、
日本式のたたきを見たいようだったので、作って見せた。



どうやら、食文化というのは、その土地の素材とともに育つようで、
今のこの国の流通で本物の和食をするのは、かなり無理があるのが、
やってみてわかった。



素材に合わせて、アレンジ、アレンジをせざるを得ない場面が多いのだ。

後は、肉じゃがを作りながら、ついでに牛丼や、親子丼を作ってみたが、
この辺は、試したこともあるようだが、イタリア人受けしなかったらしいが、
ちゃんとしたものを出して受け入れられなかったのかは、疑問である。

めげずに、レアーなステーキ丼で応戦したら、これは、いける。ボーノ、ボーノ。



こちらの和食の流行りは、寿司、刺身に凝縮されてしまってるが、
寿司、刺身というものは、魚の鮮度さえよければ、誰がやっても
そうムラはでないもんである。

その辺にも和食という名の元に実際は、寿司、刺身しか受け入れられていない
カラクリがあるようだ。

おそらく、この傾向は、イタリアに限らず、世界の和食店でいえることではなかろうか?

我々が、イタリア料理と言えば、パスタ、ピッツア、と言っているかのように・・。

その他、イカの姿焼きを作ったが、こちらは、ガーリックをきかせてだすと、
イタリア人もボーノ、ボーノ(おいしい)と言っていた。



あとは、鯖の煮付とカツオの煮付けを並行して作って、今日の講義も無事終了。

帰りの電車では、突然、車内でギターとバイオリンの大道芸?



周りの乗客は、無反応で、平然としてるいのが妙であった。








  

Posted by ゼモグループ at 04:55Comments(0)海外遠征

2010年09月21日

シルクロールの誕生

今日、月曜日は、店は午前中はお休みで、午後から営業になっているらしい。

オーナーがランチでイタリアンの店に連れてくれた。



ピザとパスタを食した。



おそらく、20年前の日本人がここへきて、このピザとパスタを食べたら、
さぞ感動したことだろう。

しかし、今は、日本のイタリアンもかなり成熟している。

まだイタリアンは、2店舗しか覗いていないが、
今は、日本のイタリアンもかなりいいレベルに来ており、
日本人的な舌でいうと、日本のイタリアンの方がパスタに関しては
うまいかもしれない。

ピザは、さすがにどこの店でも当たり前のように窯に火がともり、
オーダーメイドで生地をたたくので、一様にうまくレベルは高いが、
創作性という面では、日本の方が進んでいるかもしれない。

昼すぎから店に入り、講習を開いたが、今日は、簡単なあじの塩焼きをしたが、
こちらは、鮮度がいいのが良しとう認識があり、サーモンやスズキに焼き物も
造りでも食べれる物にさっと塩をしてすぐに焼いてしまう。

海の魚は、塩をしたら最低24時間は、冷蔵庫で寝かさないと臭みが抜けて、
うまみが成熟しない。

僕は、丸2日、塩をして冷蔵庫で寝かしたアジに踊り串を打って焼いた。



焼き魚は知ってると言っていたが、食べてもらうとうまみが全然違うことに
気づいたようで、懸命に味見をしていた。

お次は、いろんな料理に使うために、田楽味噌を作って、フロフキ大根を作る。



ここでも味噌や調味料が違うので、思うようにはいかないぞ!

田楽味噌もこちらの舌が少しわかってきたので、甘さ控えめで作ってみたが、
なかなか気に入ったようで、寿司に塗ってみたりして、試していた。

おにぎりも教えろというので、教えるほどのものではないが、一応握って見せて、
焼きおにぎりも作っておいた。



彼らにとっては、日本人の当たり前の事が、意外と新鮮に映るようだ。

巻きずしの海苔がこちらでは紙を食べてるみたいと受けが悪いらしく、
海苔を中に包んでしまういわゆる裏巻き(カリフォルニアロール)が、
寿司の中核をなしている。

海苔は、それなりに高いし、彼らに海苔へのこだわりはないので、何か
代わりのものをないかと言うので、僕は、生春巻きに使うライスペーパーを提案し、
さっそく、それで巻き寿司を試作する。



なかなかいい出来になったので、名前を付けてくれと言われた。

見かけが透明の白い皮が、シルクのようなので、シルクロール(絹巻き)
と名付けたらどうかと言うと、それで行こうということになってしまった。

もし、この巻き寿司がこの名で浸透してしまったら、僕がゴットファーザーだ。

何年か後に、シルクロールが日本の寿司だと言われていたらそれは僕の責任だな。

その他、普通に太巻きを作ったりして、今日の講習を終えた。



店を出てからは、立本さんの仕事仲間とバールへ行って、軽く一杯。

バールでは、夕刻の4時~6時頃までは、ハッピータイムと言うのを行い、
ドリンクを頼むと簡単なオードブルのバイキングが無料で食べ放題となっている。



これはなかなか粋なサービスである。

会社帰りの人たちが、気軽に立ち寄り一杯飲んでいる。

日本で言うと立ち飲み屋の感じだろうか?

この生活にもだいぶ慣れてはきたが、同時に飽きてもきている俺である。




  

Posted by ゼモグループ at 04:04Comments(0)海外遠征

2010年09月20日

ゴットファーザー

知人の家も僕のレジデンス同様にとても静かで、ぐっすりと眠れた。

朝食の後は、子供と遊んだり、近辺を散歩して過ごし、
ご家族とウノをしたりして過ごした。



ウノをしたのは、生まれて初めてであった。

昼食を済ませると僕の最も好きな映画「ゴットファーザー」を
ここ知人も大好きなようで、のDVDがあるというので、一緒にみた。



久々にイタリアで見るゴットファーザーは、格別だ。

微妙なイタリア語のニュアンスを知人が通訳してくれるのもおもしろかった。

昼食をいただいて、ゆっくりと午後を過ごした。





今日のお仕事は、オーナーの友人客が2組(各8人)がすき焼きをを食べにくるので、
その料理の準備とアテンドをしてくれとの事。

20時のスタートと言うので、6時に店に入ると、また夕食が用意してあった。



ほんまに食べてばかりだ~~~~。

1時間ほどで段取りして、お客が見えたら通訳をはさみながら、
食べ方の説明を客席で行う。



2組ほどとても気に入ったようで、肉を数回おかわりしていた。

1回目のタレは、日本風の甘めにしていたが、イタリア人は食後のデザート(ドルチェ)
はとても甘いものを好むが、食事が甘いというのは、受けないというので、
今日のタレは、少し甘さを控えておいた。

こちらの寿司飯は、既成の寿司酢を使っていて、甘みがなく、正直うまくない。

日本人では、まず食べれない味である。

イタリア人の味覚を意識しての事か、それしか知らないのかは、定かでないが、
今日は、僕の味で、合わせて、三色箱寿司をだしたら、常連のイタリア人からは、
いつものよりとてもおいしいという評価をいただいた。



リップサービスの可能性もあるが、このシャリは、日本のものとはやや違うのは確かだ。



こちらの和食もブームとはいえ店数がどんどん増えてきているので、
本物志向でやっていく方がいいような気がする。



まだまだ、和食のビジネスチャンスは、多いみたいだ。  

Posted by ゼモグループ at 16:46Comments(0)海外遠征

2010年09月20日

イタリアンライフ

今日は、お仕事はお休みで、ある知り合いの紹介で、
こちらで働いている和食料理人にミラノでは老舗でとおっているバールバッサで会う。



なるほど、落ち着いたいい雰囲気のバールである。



海外での仕事は、ミラノを皮切りにオーストラリアなどにも行った経験があり、
かれこれ10年になるらしい。



実際にこちらで働く料理人の観点から色々な話を聞くことができた。

まとめるとミラノの和食は、非常に低いレベルで浸透しつづけ、
和食=寿司、さしみ、てんぷらの三拍子で、寿司においても
寿司=裏巻き(カリフォルニアロール)が主流で、
裏巻きが寿司だと思っているイタリア人がほとんどのようだ。



日本から見るとかなり国際化が進んでいるように思えるが、
和食文化に関しては、まだまだ、ちゃんとしたものは伝わっていないのが
現状で、日本人のふりをした中国人がその市場の大半を占めてるようだ。

その背景には、ちゃんとしたものをしてもイタリア人の舌には、合わなかったり、
受け入れられないためにアレンジを余儀なくされたということもあるようだ。

私も指導に当たって痛感したのは、中国人のまねの速さである。

今、教えたものは、すぐにやってみて、次の瞬間には、
お客に出しいてるのだから驚きである。

日本人は、ほんとに悠長にしていると世界の市場だけでなく
日本自体も中国に取られる日がくるぞ。

彼と別れた後、知り合いの家へ向かう。

今日はそちらに泊めてもらうことになっている。



ミラノから南東へ車で40分ほど走ったセクニアゴという
人口2000人ほどの村?(ベットタウン)だ。

酪農が中心で見渡す限りのトウモロコシ畑の中にある。



自然が豊かでのどかないいところである。



三階建ての連棟の一角が彼の家で、ゲストルームもあり、内装は、
自分たちで作った部分もあったりで、とてもおしゃれである。



夕食に呼ばれたたことジャガイモのトマトソース煮込みはとてもおしくいただいた。



また、いろんな食後酒を出していただき、楽しんだ。



雨がしとしと降ってきたので、星が見れないのが残念だったが、
おしゃれに都会の仕事と田舎暮らしを満喫してるいい家族であった。

人間、暮らすのは、やはり自然に近いとこがいいな。  

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2010年09月18日

初パスタ

今日で調理実演講習は、4回目となる。



今日は、まずは、ちゃんこ鍋、寿司、刺身のネタの二日目などを
使えるので、ちゃんこ鍋がイタリア人に受け入れられれば、
すし屋にとっては、相当なドル箱ならるユーロ箱にになる。



外国には、日本鍋のような同じ鍋を大勢でつつくという食文化は、
少ないようだが、イタリアにはフォンドボーという食べ方があるので、
味の面で受け入れられれば、比較的浸透は早いかもしれない。



その他、2日前に仕込んでおいた鯛の西京焼きを作ったが、
こちらは、置いてるみそがかなり塩辛く、やや塩辛く上がったが、
まあ、いい出来である。



鯛の昆布〆も作っておいたが、こちらは、想像以上に受けがよく、
教えてくれというので、講義内容に追加した。

鯛の昆布〆や西京焼きは、タイのネタ回しに役立つ。

二日目のネタを無理に使うことなく、どんどん落としていけるという利点がる。

ここの仕事は、そういう和食の持つネタ回しの技術がまったくないので、
ロスが大変多い。

こういう調理のネタ回しの技術をマスターするだけで相当な利益を確保できるだろう。



その他、今日は、アサリ料理を2点。

酒蒸しとガーリックバター焼き。

ガーリックバター焼きは、試食に来ていたイタリア人にもなじめたようであった。

講習には、全店から責任者クラスが集まるが、とても熱心に見て食べて議論している。



議論は、ひたすら中国語で展開されるので、ちんぷんかんぷんだが、
むしろわからない方が、やりやすいかもしれない。

だんだん要領がつかめてきて、短い時間で仕込みプレゼンができるようになってきた。

今日は早く切り上げて、立本さんと初イタリアンにチャレンジ。

僕の住むレジデンスの並びにあるやや高めのリストランテに入ってみた。

7時30分ごろであったが、まだお客さんは一人もいない。

かっこいいイタリア人男性がホールでお出迎え。



しばらくすると調理場からシェフらしき明るいイタリア人が登場して、
メニュー説明をしてくれる。



二人で€35の前菜とリングイネ€15とマッケローニ€16のパスタを注文。



前菜は、6皿色々出てきて、どれもきれいな盛り付けで味も良い。



パスタは、リングイネが食べれないほどに塩辛くクレームをつけたが、
イカスミが入っているのでこんなもんですといったが、
他のものに取り換えましょかと言ってくれたが、
お腹もいっぱいになってきていたので、残しして、終わった。



ほとんど残してる皿を見て、気遣ってくれたのか、リモンチェロを
最後にサービスしてくれた。



梅酒のレモン版ののような感じの甘めの強い食後酒である。

最後のパスタが残念だったが、ホスピタリティーにあふれた
とてもいい店であった。




  

Posted by ゼモグループ at 16:17Comments(0)海外遠征

2010年09月17日

サクセスチャイニーズ

今日は、初めての一人電車出勤、地図を片手に通りの確認をしながら進む。

地下鉄で少し迷ったが、通り名がそのまま住所になっているので、
コツをつかめば、比較的簡単に現在地を把握できる。

実は僕に取って、これは、生まれて初めての電車通勤というものであったのだ。

思えば、何不自由なく44歳まで来たもんだ。

当たり前のように構築された自分の生活がどれもこれも細部にまで
行き届いており、ここへ来るとそのありがたさが身にしみる。

僕が指導に当たっている店のオーナーは、現在44歳で、
16歳で単身ヨーロッパに来て、中華料理の修行に入り、イタリア料理を経て、
当時の日本人料理人の下で和食を修行し、28歳で今の和食店で独立し、成功した苦労人である。

今は、ミラノに5店舗を構え、ミラノでは、そこそこ名の通った和食店となっている。

それが、中国人経営であるのがややさびしいが、彼らはほんとに逞しい。



僕が指導に入っている本店は、女子4名男子12名の総勢16名の中国人スタッフが
働いていて、全員、住み込みで住居、飯付きのレギュラーでバイトはいない。

朝にひと仕事終えてからの朝食とランチタイムが終わってからの昼食、
ディナー19時~が始まる前の夕食の終わってからの軽食の計4回も店で食事を取る。

シェフは、店の料理もさることながら、16人分の3食のまかない作りにも奔走している。

丁度戦後の日本が、中卒生は金の卵と丁稚奉公に出て働いているような感じである。

オーナーは僕に好きなものを食べてくれと言うが、
僕はあえて彼らと同じものを食べるようにしている。



毎回、中華料理メインであるが、日本にあるようなものでなく、ほんまの
中国人が家庭で食べるような感じのもので、僕には、こちらがおもしろい。

イタリアにに来てまだ、ピザは1回でパスタは、当たっておらず、
中華料理と寿司、お造り三昧と言うややかわいそうな俺。



今日は、すき焼きのリクエストがあったので、仕込みをしながら、
煮物とアジのたたきをを色々作ってみたら、
早速、アジのたたきをディナーメニューに組み込んでいる。



野菜自体の味が違うし、調味料自体もそれぞれ微妙に違うので、
なかなかこれだというものはできにくいが、味見をしながら近づけていく。

今日は、通訳の立本さんが別のお仕事で来れなかったので、
僕は一人黙々と仕事をした。

大体、物、食材の場所は、把握できたので自分で取りに行けるが、
商品説明や作り方の微妙なコツが伝えられないのが、もどかしく、
いつもの倍は、疲れたので、今日は、ディナータイムに突入する前においとました。

帰りにスーパーのより、バナナと牛乳とジェラ-トを購入。

普通の小さなスーパーだが、チーズ売り場は、日本のデパ地下なみのバリエーションだ。



日本では、自分で買ったこともないジェラ-トだが、ここではつい手が伸びてしまった。

店での頻繁なまかないとチーズにジェラ-ト、そして風呂上がりのワイン。



僕の下腹部は、どんどん急成長を遂げている。



  

Posted by ゼモグループ at 04:45Comments(0)海外遠征

2010年09月16日

食の深さ

今日は、11時~23時まで店にいて、仕事、客の流れ全体を見てみた。

先ずは、昨日行った、巨大スーペーへ行き、今日、明日の料理に必要な食材の買い出し。



店にもどると、昼食を取って、仕込みの開始、まずは、黒鯛の西京焼きの仕込みと
明日の提案であるすき焼きの肉の段取り、チルドの肉を買ったが、
筋を引いてすき焼き用にカットできるように一旦冷凍する。



いいとこをの肉を少し拝借して、牛肉たたきと牛肉にぎり、牛の串カツを作る。





途中で、寿司と造りを頼まれたので、ササッとやって見せる。





並行して、今日の本命のたこ焼きの仕込みも済ませていく。

日本の簡単なたこ焼き機を持ちこんで、変圧器をかまして使用したが、
どうもうまく温度が上がらず、挙句の果てに加熱しなくなってしまった。



どうやら壊れたようだ。せっかく盛り上がるところで意気消沈。



気を取り直し、矛先をお好み焼きに切り替えて、素早くキャベツを刻んで、
たこ焼き用に仕込んだ粉の中にたことキャベツをブチ込む。

豚肉を炒めて、フライパンで即席のお好み焼きを作った。

これは、まあ、いい出来で、みんなで試食。

途中で熱が来なくなって中途半端な、反生のたこ焼きは、揚げてしまって、
揚げたこ焼きにしたが、こちらもなかなかうけていた。



最後に串カツとモチチーズの揚げだしを作ったが、
モチがやけに硬いもので、いい出来にはならなかった。



ここでは、食材がが全て日本とは、微妙に違うので、
ここの素材に合わせたやり方を工夫しないと、同じようにしても
同じようなイメージでは上がってこない。

彼らは熱心に見て、すぐに同じような作って見せる。

海外では、なんちゃって和食が横行してしまうのもやむを得ない現象かもしれないと感じる。

途中、オーナーのリクエストで造ったマグロのたたき。



日本料理というのは、やはり日本の四季に彩られた食材達と
各種メーカーさんが作り上げてきた調味料などに支えれれて、
そのバランスの中でその光を放つのだなぁと痛感し、祖国日本に通ずる空を見上げる。



和食料理人のイタリアでの戦いは、まだ始まったばかりである。

  

Posted by ゼモグループ at 11:24Comments(0)海外遠征

2010年09月15日

やっと、お仕事。

今朝も4時に目覚めたが、立本さんが止まっているので、
起こさないようにこっそりシャワーを浴びて、ブログをこそこそ作成していた。

立本さんが起きるのを待って、8時から大学前広場へ、朝稽古にでかける。

さすがに道着で一般道を闊歩すると通行人にじろりと見られるが、
気にせず、歩き、稽古を開始。

数人のギャラリーが集まり僕達の稽古を見ていたが、さすがに野外は、
集中しにくく、稽古内容も基本と軽い筋トレだけにとどまる。

10時のお迎えまでまだ1時間ほどあるので、一旦別れて、
再び10時に僕のレジデンスにて再会したが、30分経っても迎えが来ない、
挙句の果てに、車が混んでるからタクシーで来てくれとの事、
こちらは、流しのタクシーというのがなく、タクシー乗り場か、呼ぶかしないと
タクシーに乗れない。

待ってる間販促物のコピーでもしようということになり、コピー屋へ。

大学に近いとこともあり、この街には、今時、数店のコピー専門店があり、
結構、繁盛しているらしく、行ったお店も数人が並んでいた。

約30分ほど待ってやっとコピー完成。

タクシー乗り場までてくてく歩いて、ようやく店へ到着。

店では、共同オーナーのイタリア人の車に乗り込み食品問屋へ案内される。



そこは、中心から少し離れた郊外にあるが、業務用のあらゆる食品~
食器などの備品までアリとあらゆるもにはそろった巨大スーパーだ。



以下の写真は、見たこともない巨大チーズである。



また、宝石箱のようなショーケースに並んでいるのは、かの有名なトリュフ。
右は、左の黒の10倍のK@16万円程の値段が付いていた。



時間が押していて、店につくと全店の料理人がそろって、僕の講義を待っていた。



さあ、お願いしますといきなり振られて、焦ったが、
とりあえず、基本のタレ3種を作りながら、サーモン親子ちらしずし、
タコの酢の物、捨てていたはまちのカマを利用して、ぶりあら大根煮
をササッと作ってみた。





若い彼らは、日本も知らず、日本料理を食べたこともなくこの地で
ここで教えてもらった事しか知らないので、僕のすることを
熱心に見詰めていた。



その感じは、自分も独立して店を持ちたいという意欲に燃えている。



彼らのほとんだは、家族とこの地へ越してきて、ここでやりぬかないとという
背水の陣と言うか、土壇場に立っているという状況にあるようだ。

今の日本の若い見習い生には、失われてしまっている感じを持っている。

おそるべし、チャイニーズである。

講義の後は、今後の打ち合わせをして、彼らと一緒に食事を取った。



オーナーは、別の何でも好きなものを食べてくれというが、僕は、
同じ職場で働く以上、同じものを一緒に食べますと言って、食卓を共にした。

何とか、仕事の初日は、2時間ほどであったが、内容については満足いただけたようだ。

今日は、帰りは駅から一人で歩いたが、途中やや迷い、歩き疲れた。

お風呂に入り、やっとゲットしたコルク抜きで、ひそかにスーパーで買っておいた
2€(約240円)のワインを一人で抜いた。

だいたいスーパーでは、2~5ユーロでワインが転がっている。



微発泡のあっさりした中に切れのある味で、のど越しがとてもいい。

ワインとチーズ好きには、たまらないぜ!この街は!  

Posted by ゼモグループ at 05:41Comments(0)海外遠征

2010年09月14日

歓迎会

今朝も夜明け前に目が覚める。

今日は、朝空手の場所の下見の予定で、10時に現地の方と合流。

この現地の方は、今回の僕のミラノ行きの仕事を橋渡ししてくれた立本さんだ。



彼は、20年前にヨーロッパに単身乗り込み、様々な仕事を経て、
今は、ここミラノに事務所を構えて、日本とイタリアの懸け橋と
なるべく活動をされている。

http://www.tozai.it/



近くの工化大学がり、その前に広場を見行く、
適当な場所を見つけると大学前にパニ-ニの屋台を発見。
早速一つ買ってみる。



パンにチーズ、生ハム、トマトなどを挟んで焼いたもので、
味は、まあ、見た目通りってとこだ。

お次は、立本オフィスの近くの彼の行きつけのバールで、カプチーノの後、
オフィスにて、しばし、今後の打ち合わせをする。

お昼には、別の店舗へ地下鉄で向かうが、道中またまた、ジェラテリア発見。

つい、買ってしまう。

ミルクとブルーベリーの2色を買う。

ここは、3店舗目の月見とい名のレストラン。
オフィス街にあり、1階、地下で120席ほどある立派な店だ。



どの店舗も店構えも料理内容も想像以上に立派にできていて、客入りも上々だ。
オーナーは、華僑でイタリアで日本人シェフから学んだり、見よう見まねで
店づくりをしてきたようだが、恐るべきパワーである。



厨房を覗くと中国人の若い子が働いているが、皆、それなりにいい仕事をしている。



今日は、早速頼まれている新メニューの提案が始まるのかと思いきや、
食材を売っている店に案内されて、現地の調達可能な食材を見る。

その後は、いったん立本オフィスに帰り、夕方は、
4店舗目の店で、歓迎会をするから来てくれということになる。

今日も仕事らしい仕事はないようだ。

夕方はになり、少し奥まった立地にあるキセンという店に入る。

そこもなかなか立派な店で、地下の部屋に通されると、
中国人ゲストが3人と現地の中国料理店オーナー、オーナーの兄、
友人らしきイタリア人が5人、日本人は、僕と立本さんとオーナーと
参謀らしきスタッフの合計14人のミニパーティーが開かれた。



前菜料理がテーブル一杯に並べらっれていたかと思うと次々に料理が運ばれ、
最後には、テーブルに皿が3段になっていた。



ワインは、バローロの1999年物である。



テーブルは、中国語、イタリア語、日本語でワケのわからない状態で、
食事もワインも進み、睡魔が僕を訪れた。



立本さんは、郊外に住んでる事もあり、電車の時間があるので、
今日はこの辺でと、宴たけなわであったが、僕達は先にお暇した。

帰りは、タクシーだが、途中で立本さんを駅で降ろし、
僕はひとりになったが、寝てしまい、目が覚めると
レジデンスの前にいた。

部屋へ入るとすぐにベットイン、眠りについた頃、ドアホンがなる。
出ると、立本さんが終電に間に合わなかったらしく、泊めてくれと、
どうぞどうぞということで、今夜は、立本さんと一夜をすごす。

明日は、朝からお迎えがきて、食材問屋に連れてくれるらしいが、
明日は、仕事できるのかしら??

僕としては、約束の週3回、1日2時間の調理指導、メニュー提案を
さっさと消化して、イタリア観光もしたいと思っているのだが。。。











  

Posted by ゼモグループ at 12:54Comments(0)海外遠征

2010年09月13日

近辺散策

今朝は4時頃に目が覚めて、ブログなどをして時間をつぶすが、
テレビもイタリア語ばかりなので、間が持たない。



朝食は、昨日、スーパーで買いこんだポテトチップにトマト、ゴルゴンゾーラ、
赤果肉のオレンジジュース(ARANCIA ROSSA)だ。



夜の食料の買い出しと散歩を兼ねて、外に出た。
朝日を浴びる町並みもなかなか良いぞ。





スーパーまで、10分くらい歩くが、早朝のせいか日曜のせいかお休みだった。



おしゃれなバールを発見したので、クロワッサンとカプチーノを楽しむ。
二つで2.5€(ユーロ)だから約280円。



今日は、休養ということだが、部屋にいるのはかなり退屈。

昼過ぎに小腹がすいたので再度、スーパーへ向かう。

なっ、なんとまだ閉まってる。どうやら、今日は、日曜日でお休みのようです。

帰りにテイクアウトができそうなピザ屋で分厚い生地のパンのようなピザを購入。



ジェラ-トのショップを見つけて、ジェラ-トにも挑戦。
2色の大きめのカップで3.5€ 約
日本でもあまり食べたことがなかったが、かなりうまかった。
パンピザは、まあまあの味だ。





何もせずに1日を過ごすのは、ほんまに間がもたない。

今日は、早く寝よう。おやすみ。チャオ。



  

Posted by ゼモグループ at 14:19Comments(0)海外遠征

2010年09月12日

ミラノ到着

わチャオ~~~!

23時30分にタイは、スワムプーム空港を発ち、座ったままで、11時間。



搭乗の際は、厳しい手荷物チェックに合い、はさみと瓶に入った梅肉を奪われた。

ハサミはうっかりしていたが、瓶性の液体物の持ち込みは、
100mlまでという規制があるらしい。

せっかく高い超過料金払ってここまでつれてきたのに~~~、とほっ、

まあ、しゃない。

経由地であるフランクフルトに到着。日本との時差は、-8時間で、こちらが遅い。



乗り換えをするが、ここでも搭乗入口で必用なチェックに合う。

さらに1時間30分、合計12時間30分のフライトを経て、
やっとミラノ、マルペンサ航空に到着。



おっ、幸先えいがな。と、

外に出ると、お迎えに来ているはずの知り合いがいない。

電話をかけると予想以上に僕が、出てくるのが早かったのと、
少し道を間違えたらしい。

しばらく待つと登場! やっと、ちゃお~~!

車に乗り込み、早速、今回、調理指導を頼まれている店へ向かいオーナーに会う。



店、調理場の仕事内容を見せてもらい、食事を呼ばれ、数店の店回りを経て、
今後の打ち合わせを済ませたのち、ようやく棲み家に到着。

途中バールと言われている立ちのみカフェバー(夜はお酒のバーになる)
に寄って、エスプレッソ、本場は、少量で苦くコクも深い。120円くらい。





今回の僕の生活拠点は、ミラノ・ビア・ドナテッロにあるレジデンスマンション。



清掃やベットメイク付きで天井がレンガ張りというなかなかおしゃれな雰囲気です。

荷物を整理して、ジムやランドリーの散策で近辺を歩いたが、
町並みは、ほんとに素敵で、どの建物も雰囲気がある。



土曜のせいか人も少なく穏やかである。

タイから来たせいもあり、やたらと素敵に感じてしまった。

明日は、ゆっくりして、月曜の朝は、公園で空手を現地の方として、初仕事となる。

イタリア生活、はじまり、はじまり~~。
  

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2010年09月12日

タイ(バンコク)の総評

昨夜も早く休んだので、今朝の体調は、ほぼベストに回復した。

朝食を取って、部屋で簡単な空手の稽古をしたが、
しばらく稽古をサボっていたので体がカチカチに硬くなっている。

やはり、稽古は、毎日しないとな。



バンコクは、丁度、日本の戦後のような部分と近代化した部分の混在する街である。



相続税や贈与税がないことから金持ちは、ずっと金持ちであり、
貧乏はずっと貧乏で、貧富の差は開く一方である。

また、戦後の日本のように強い学歴社会でもある。

奨学金制度などは、充実しているらしく、がんばる子は、
働きながらでも大学をでるといい職につけるらしい。

今の日本は、大学を出ても職がないのと逆行している。

階級社会があたりまえのせいか貧乏人がより豊かになりたいという欲求は、低いように感じた。

日本人が高度な経済成長をなしえたのは、豊かさから敗戦でどん底になったので、
また元に戻りたいという強い欲求がエネルギーとなっていたように思うが、
この国の貧民層は、何世代も貧乏であり、豊かさが何かを具体的に知らないから、
現状でもそこそこ満足して生活しているように思える。

といか、事業者側にっ手の大きなメリットである人件費の低さも
彼らが夢や希望を持って働く事を阻害している。

バンコクにもよく見かけるマクドナルドの時間給は50~60円である。

まだまだ、貧民層には、行きわたっていないものも多いので、
経済成長はしていくだろうと思われる。

この階級社会のままでは、そこそこの伸びがいいとこだろう。

どこの飲食店にも、こんな人いらんやろうというぐらい人がいる。
建築費や、地代も日本の三分の一のコストでできる。

当然、食材も安い代わりに売値も安いが、和食においては、
高級店は、いい値をとれるので、大きく儲けるチャンスはあるし、
大衆店でも他の料理店よりは、値段が高くとおっているようだ。

腕に自信があり、骨をうずめる覚悟があるなら、日本より、
タイへ来て、和食店をやるのは、いいかもしれない。

街に日本ほど老人の姿はなく、高齢化はすすんでいないというより、
あまり長生きしないみたいだ。

国民年金や生活保護なんて社会制度はなく、老人は家族が面倒みるのが
当たり前、というよりそうしなければ生きていけない。

家族は助けって生きていくという誰かさんが言っている友愛精神は、
この国の方がはるかに上だろう。

今の日本は、子は親を見ず、親は、老後を心配して貯める一方で、
消費をしないことも不景気に拍車をかけているが、
そういう意味では、この国は、まだまだ消費意欲に燃えていると思う。

バスツアーで、リタイヤ後の生活をタイでとお考えのご高齢の兄弟に出会ったが、
ここでは、夫婦で月3万あれば、生活ができるので、
日本へ頻繁に帰ることをしなければ、年金で十分な暮らしができる。

タイは、リタイヤビザというのも出しており、申請すれば、1年以上の滞在も可能だとか。

世界中でビジネスをしているイギリスの富豪が、世界を色々回った結果、
プーケットでホテルを買って、そこで生活をしているらしい。

タイが一番、お金の価値が有効だと判断しているという。

タイも広いので他はさておき、バンコクは、住むとこと言うより
ビジネスをするとこというのが僕の印象であった。

今夜は、いよいよ、ミラノへ向けて出発です。

  

Posted by ゼモグループ at 03:54Comments(0)海外遠征