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2008年04月30日

相談

先日、中学時代の旧友が突然、電話をかけて来た。
相談したい事があるというのである。

どんな事かと問うと、韓国で焼肉屋をやっているのだけれど、
僕が飲食事業のコンサルティングもしている事をどこかで聞きつけて連絡してきたようだ。

それから、2日後に、僕のランチタイムのガストにて会った。

韓国人の友人と共同で1年ほど前に韓国で3000万ほどを投資して始めたらしい。
肉の仕入れは、その友人がすることになっていたのだが、
土壇場でその友人が逃げてしまって、肉の仕入れもうまく出来ず、
素人ながらにやってはいるが、仕入れは、とても高いし、
仕入れたはずの肉50Kがなくなったり(たぶんスタッフが盗んで売った)
と問題だらけだという。
ランチは、80〜100人の来客があるが、市場的に日本円で400円
くらいの単価しか取れないらしい。

人件費、家賃、経費は、日本並みにかかるのに客単価は、
日本より低くしないと客が来ないのである。

経営は、実質毎月50万ほどの赤字を出していると言う。

色々と話を聞いて、僕なりのアドバイスをしていると、
一度、一緒に来て、現場を見てほしいと彼が言う。

僕が行けば、それなりの改善策と方向性を打ち出す事は、容易だど、
それなりに経費がかかるし、君が日本にいて、管理していく以上、儲かる商売に
変化させるのは、至難の業であると話した。

それより、コンサルタントとしてじゃなく、友人として言えることは、
これは、君の本業じゃないでしょ。
これを成功させて、あなたは、これを生涯の仕事としようと思っているの?
もし、思っているなら僕は、できる限り手伝うけど、
そうでないなら1日でも早くやめなさい。

彼は、元々建築資材の貿易が本業で、韓国と日本を行き来する内に、
この商売への欲が出て、たまたま知り合った韓国人にそそのかされて、
やってしまっただけなのである。

彼が逃げた時点でこの商売は、もう終わったと判断すべきだね。

300万は、高い授業料だけど、これを何とかしようと君が四苦八苦していく、
これからの時間と労力の方が、もっと無駄だよ。

そこを流行らせる力は、君の地元の鶴橋(大阪の焼肉のメッカ)で
焼肉屋を流行らせるより難しいかもしれない。
地元でも出来ない事が、異国の地で出来ると思うか?

すっぱりやめて、本業に打ち込んだ方がいい。

彼は、しばらく考え込んで、言った。

「そやな〜。風本に言われて、目が覚めた。やめるわ」

そうした方がいい。もし、どうしても手伝ってほしければ、いつでも言ってきてな。

と言って、相談は、終わった。  

Posted by ゼモグループ at 17:52Comments(0)その他